情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

副業で開業しているサラリーマンは「明日クビになったら」失業給付金を貰えず詰む可能性は周知されるべき

要約

普通のサラリーマンは会社をクビになっても一定期間失業保険を貰いながら凌げるけど、副業で開業している人は失業者ではないから失業保険が貰えない。
副業の収入が失業保険の金額より少ない場合、そこで生活費がショートして詰むかもしれないから要注意。
このことだけは絶対に知っておくべき。

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僕が「障がい者」や「障碍者」ではなく「障害者」と表記する理由

以前ボランティアで障害者向けイベントのHPを作成して三年くらい運用したのですが、その際に「障害者」という語をどう表記すべきか非常に悩みました。
色々考えた結果個人的には現状「障がい者」や「障碍者」ではなく「障害者」と表記するのがベターだという結論が出て、基本的にこれを使っています。
ただ、正直ベストプラクティスなのかは全く自信がありません。
とりあえず、現時点の知見についてメモを残しておきます。

使用候補

障がい者 漢字の障るに平仮名の「がい」に漢字の者 以下障がい者(表記1)
障害者 漢字の障るに漢字の害に漢字の者。以下障害者(表記2)
障碍者 漢字の障るに石偏に日、一、寸の碍に漢字の者。以下障碍者(表記3)

「障がい者(表記1)」

ポリティカル・コレクトネスの観点から推奨する声が強い表記。でもアクセサビリティ的には微妙だと思っています。
現場からは旧来の「障害者(表記2)」を使用することがためらわれるのでなるべくこれを採用して欲しいという声がありました。
しかし、音声リーダー・音声ブラウザはこの表記を正しく「しょうがいしゃ」と読まないケースがある、という問題点がありました、少なくてもサイト制作段階では。
視覚障害者をターゲットに含むサイトで、音声ブラウザで正常に読まない可能性がある表記を採用するのは問題があるのではないかというのが当時の僕の見解です。

読み上げ検証(当時)

自腹でパソコン用の音声ブラウザでは定番と言われるIEベースの製品を購入して確認をしたのですが、そのソフトは、この表記を「しょうがいしゃ」ではなく「さわりがいしゃ」と読み上げました。
また、当時図書館で調べた雑誌かなにかで、盲学校の生徒の情報収集についての記事があり、最近はスマホを使用する人が増えているという情報を入手したため、スマホ環境も確認しました。
Androidの音声読み上げソフトを使い、スマホ環境の検証をしたところ、そのソフトは「さわがいしゃ」と読み上げました。

PC、スマホともに最初に検証をしたソフトが正しく読まなかった為に、この表記を採用するのは、まだ難しいのではないかと思うようになりました。

読み上げ(現在)

さきほど、最近の音声ブラウザは障がい者(表記1)をちゃんと読んでくれるのだろうかと気になって検索をかけてみた所、現在では対応度が高くなっているという記事が出てきました。
検証してみたいのですが、音声ブラウザは万単位の製品のため出費がためらわれて、現状について自前では未検証です。
ちなみに、僕のAndroidに入っている無料の音声読み上げソフト「ウェブ読み上げ」は2017年9月現在未だに「さわがいしゃ」と読み上げています。
なので僕個人としては視覚障害者をターゲットに含むサイトでこの表記を使うのはまだ早いのではないかと思っています。

障害者(表記2)

害という字がポリティカル・コレクトネス的によろしくないということで随分議論があったようです。
一時期この表記を使わないですむように代わりの表現が模索されたのですが、アクセサビリティ等の要素を考慮すると、今のところこれが一番実用性が高いのではと思っています。
現場にとってポリティカル・コレクトネスの問題は何故儲かりもしないボランティアをやるのかという、価値観の根本に関わる問題のようで非常に抵抗感があるようでした。
僕にとってインターネットエクスプロラーを常用することや、macやiphoneを所有することはアイデンティティに関わる致命的な苦痛なのですが、それと同じような感覚だと理解しています。

この辺のバランスのとり方を当時の僕は思い浮かばなかったのですが、さわりがいしゃ、さわがいしゃでGoogle検索をしたところ、うまい調整方法があるようです。
本文中では障害者(表記2)を使用し、音声ブラウザのアクセサビリティを確保した上で、欄外で意識的に使用していることを説明するという方法で、落とし所としてありだったのではと思います。

SEO的観点

Googleで「障がい者」「障碍者」「障害者」の各キーワードを検索すると結果はそれぞれ異なります。
最近ではGoogleさんがある程度空気を読んで補完してくれるようになりましたが、昔はそこまで賢く無かったので今より違いは顕著でした。
Googleはこの3つのキーワードを類似する別のキーワードとして処理していると思われます。
また、各キーワードの検索回数には顕著な差があり、「障害者」で検索する人が圧倒的に多いことがわかっています。
(以下はGoogle trendsのグラフ 過去10年間一貫して「障害者」)

この語に限らず各用語で健常者に使用されている語彙と当事者が使用している語彙と福祉関係者に使用されている語彙にずれはあり、大体の場合福祉関係者の使用する言葉は少数派となっています。
使用する言葉を全て福祉関係者のそれに合わせると、業界の人以外はほとんど来ないサイトが出来上がります。
かつその語彙というのはwebアクセサビリティという視点で作られているわけではないという問題があります。
福祉系の施設が職員のリクルート目的のサイトを作成する場合それで良いのですが、そうじゃない人をターゲットにする場合どこかで折り合う必要が出てきます。
紙の上で読む為の言葉と、そこから機械的に読み上げられる可能性がある言葉ではやはり要求される仕様が異なっているんだなと感じます。


思想が先にできて環境や社会がそれを追いかけている状態で、市場が狭い障害者周辺では環境の整備まで10年ほどのラグは発生することがある点
社会の変化に対応できるのは情報収集をする余裕がある人だけで、そこから当事者が排除されている可能性がある点
などが見えてきて、さてどうしようかなという話になってきます。

「障碍者」(表記3)

イメージの悪い漢字を使わずに昔の漢字を使って表記しようというものらしいです。
が「碍」の字は常用漢字外で使用頻度が非常に低いという問題があります。
障害者の中には知的障害者の方も含まれていて、難しい漢字はなるべく割けたいという思いがあり、積極的に採用したいという気にはなりませんでした。
ちなみにこの表記を公的制度で使うために、「碍」を常用漢字に入れようという動きがあったようですが、採用されたとしても、既に学校教育を終えた人に勉強をする機会はあまりないので社会的に浸透するまではそれから一世代かかるのではないかという気がしています。

ルビについて

漢字の難易度についての話をするとルビの話に派生する事が多いのでルビについて。
ウェブサイトを作成するhtml言語にはrubyというルビをふるためのタグがあり、自サイトにおいてはルビを振ることが可能です。
が、個人的にはルビはSEO的にマイナスでかつ文章の再利用性が落ちると考えており、好きではありません。
ルビ付きの文章をコピペして再利用するのは非常に難しいのです。
以下はルビのサンプルですが、これをコピーして下のテキストエリアに貼り付けると再利用できないというのがどういう意味かわかりやすいと思います
しょうがいしゃ

イベントをやる以上blogやSNS等である程度拡散して貰いたいという狙いはあるのですが、ルビ付きの文を引用してツイートするのは結構面倒くさいため、SNS的にマイナスの影響がありそうです。
なるべく使用を避けて、簡単な表現や、簡単な漢字を使うことで、運用で対処したいのです。

実装について

音声ブラウザ専用のナビゲーション等

ウェブサイトの見た目を記述するCSSという言語には音声関係の設定項目があり、読み上げ速度や音量や読み上げる人の変更(男性、女性)等ができます。
また、音声のみ表示する項目や音声以外で表示する項目等の設定が可能です。
これによって、ページ上部のナビのリンク(普通に全部を読んでいたら数分かかることがある)をスキップして本文へ誘導、音声のみに解説をつける、等の対応が可能です。
(ただし、音声ブラウザの対応状況は各ソフト依存となります。)

これらの機能を自前で設定していくのはそれなりに大変なので、基本的には最初から基本的な設定が済んでいるテンプレート等を探すのですが、中々ありません。
ホームページを作る有名なシステムにWordPressというものがあり、 screen-reader-text 等、スクリーンリーダーのための機能があるのですが、国内の有名なテンプレート(テーマ)でスクリーンリーダーが正常に動作するものは非常に限られています。
僕は公式テーマ以外で大きな手直し無しでスクリーンリーダー対応可能なテンプレート(テーマ)をほとんど知りません。
そうすると、限られたテンプレートを改造していく結果、毎回同じような見た目になりがちで、たまに気分を変えてかっこいいテーマを改造していくと膨大な手間で死にそうになることが多々あります。

確認作業(テスト)等について

音声ブラウザ対応の確認作業について、複数のブラウザで耳で聞いて検証するのが非常に辛かったのでセレニウム的な何かで自動化できないかなとずっと悩んだあげく
最近、読み上げた文章をgoogle 音声入力に読ませて自動文字起こし、元のテキストと比較する、というアイデアを思いつきました。
今後機会があれば試してみようと思っています。

チルド氏の会社における不遇はここにあるのでは?と個人的に思っている。

cild.hatenablog.com

上記記事によると、職場における正社員の給料はパートさんの1.5倍とのことで計算しやすいようにパートさん(時給1000円)、正社員(時給1500円)で考える。

パートさんが二時間残業して仕事を終わらせた場合のコスト

時給1000円 × 残業手当25% x 2時間= 2500円

正社員のチルド氏が手伝って残業一時間で仕事を終わらせた場合のコスト

時給1000円 × 残業手当25% x 1時間= 1250円
時給1500円 x 残業手当25% x 1時間= 1875円
3125円

計算上は正社員が残業して手伝った場合の方がコストが増え会社の利益が落ちている。
つまり、チルド氏が頑張って手伝えば手伝うほど会社の利益が落ちて、上層部からの評価が落ち、
相対的に残業をせずにさっさと家に帰った「駄目正社員」氏の方がを高く評価される可能性がある。

(これは当てずっぽうではなく、氏が職場から残業を禁じられたことを書いた以下の記事から推測したことでもある)
【速報】年収60万ダウンのチルドさんワープアの古巣へ帰還 - 散るろぐ


チルド氏のブログはたまにはてブで流れてくるのでちらちら読んでいるのだが、この辺のコスト感覚に基づく評価ギャップで苦しんでいるなと思うことがある。

例えば 給料上がらないマンの見た増田さんの給料アップ術 - 散るろぐ
において、地味な仕事をコツコツやっていた自分よりも、ルーチンワークを他の人に押し付けていた先輩?の方が給料を倍貰っていたことについて言及していたことが典型例である。

社内の給料ランキングがある段階に達した時点で、地味な仕事、ルーチンワークは自動化するか自分よりも給料が下な人に任せない限り、生産性の限界が来て行き詰まる訳だけど、そこに苦しんでいるのが氏なんだなと見ている。

バズる必要性がないので適当タイトル

nyaaat.hatenablog.com
nyaaat.hatenablog.com

先人の知恵や先行事例に学ぶほうが時間効率が良いと思います。

クラウドソーシングでまずやることは「受注」することではなく「発注すること」

>>VBAで、クラウドソーシングで受注できるか試してみる

受注するより前に、市場調査のためにクラウドソーシングでVBA系の依頼を何件か依頼してみることをお勧めします。

慣れた方に何件か作業をしてもらうと、その市場における平均的な技術力というものが分かってきます。
現状の自分と比較して、どの程度差があるか、初心者が到達するのにどの程度労力が必要かが分かれば参入コストの概算ができます。
受注側で参入するのは、勝算があると踏んだ時のみで良いかと思います。


また、作業者とのやり取りの中でこの人感じ良いなと思ったポイントがあれば必ずメモに残すことを推奨します。
後の営業力に繋がります。

ソースのコメントの書き方などはよくチェックし、読みやすい方法などがあったらこれもメモします。

まず最初に熟練者の仕事を見ることで、無駄になるかもしれないことに時間を割くリスクを減らせますし、業界の商習慣や儀礼的なやり取りについて同業の方のノウハウも獲得できるのでコスパ高いと思います。

心の病などで普通の職場では働けない人たちが、体調のいい時に分業しあえる仕組みを作りたいについて

これについては、必ず助成金のたぐいをチェックする事をお勧めします。
参加してくれる方にお支払する報酬の額にダイレクトに響きます。

また、先行事例のチェックのため障害者向けの就労施設等のうちうまくいっているところの見学・取材等に行くことをお勧めします。
(各事業所の平均時給等は自治体のホームページ等で公開されているため、excelでソートして上位の所を選ぶとよいかと)

私が気になっているのは法令によって近年可能になった在宅型の就労支援施設。
出勤が困難なタイプの状態の方でも働いて最低賃金が保証されるのではないかと期待されているのですが、思ったより増えていません。
何らかの問題があって普及していないのだと思うのですが。
その辺の所を調べて上手い解決策が見つかれば面白いのではないかと。

在宅型の例

www.es-team.net

おまけ

うちの会社の障害者雇用枠の方(中途 精神)の待遇は 正社員 ボーナス3.5ヶ月 水土日祝休みの週4日30時間勤務で残業なしで月給20万円、年収310万円昇給ありです。
( 当初一日6時間の週5時短勤務を検討していたのですが、それでは有給の大半が通院で消えてしまうことが判明したため、週4勤務となっています。 )

有給取得率等から計算しますと年間実労働時間は約1200時間で時給換算2500円程になります。
実例を持って「受け皿がない」論に反論させいただきます。

4ヶ月で大学を中退し起業する人のエントリーについての感想

www.ishidanohanashi.com
hagex.hatenadiary.jp
www.yohey-hey.com

11月に会社を起こし本格的に事業を始めます

会社を起こすのは今年の11月の予定。

それまでは会社を起こす準備期間にします。

この前の就活失敗しまくった人もそうだけど、若いなぁと感じる。
今回の記事は11月まで公開を遅らせれば、新事業の知名度アップに使えたはずの記事である。
新事業の開始に合わせて書くするだけで知名度的にはロケットスタートを切れたはずなのに何故今公開しちゃうんだろう。

大学中退しました。
バズりました。
お小遣い入りました。

それで本当にいいのだろうか?

大学中退しました。
バズりました。
そのアクセスを新事業に生かして成長を加速させました。

というところまでは持って行かないでほんとうに大丈夫なのだろうか?
ビジネス上の打算があっての行動なのかが大変気になるところである。

メンバーの就活生がまずいことを書いても止めないブログカレッジ

前回の記事について、ぼかして書いたら分かる人がほとんど居なかったみたいなので補足しておく。

件の彼はやぎろぐの八木仁平氏が有料でやっているブロガー向けコミュニティ「ブログカレッジ」の参加者である。
あれはお金を払ってサポートを貰いながら運営しているブログに書かれていた情報なのだ。
独学でやっているわけではない。

その辺りが大変気に入らない。

就活生があのレベルのことをブログに書いているのに気がつくことができないネットリテラシーの人たちならば、お金を取る水準に達していないし
気がついていて、黙っていたほうが都合が良いと判断して指摘しなかったなら、ろくでもないと思う。

君ら、就活中の仲間があんなことを書いているのになんで言ってあげないんだ。

40社受けて内定ゼロなのは本名ブログで余計なことを書いているからでは?

www.iwata09.com


このブログを昨日数時間かけて読んだ。
( 本名でネット活動をしていてfacebookにブログへのリンクがある以上、応募先の企業の方も読んだと思う )

この方のプロフィールには以下の様な記述があった。

今の内から就活の面接で何かネタになることを言える様にしたいと思ってこのブログを始めました。

面接で「あなたは学生時代、何を努力しましたか?」と聞かれた時に他人と違った答えを言える様に引き出しを増やしておきたい。

その答えの1つとして「SEOを意識して記事を書き、ブログでお金を稼いでいました」なんて言えれば僕の志望するIT業界では面接官もきっと興味を持ってくれるはず。

元々就活のために始めたブログのようだけど、多分このブログ就活の足を引っ張ってると思う。
なぜかというと、他者評価的にマイナスになることをあちこちに堂々と書いているからだ。

例えばこの方はIT企業に就職希望らしいのだけど、ITパスポートの試験に落ちたことがブログに書いてある。
経済学部らしいのだけど、簿記の2級に落ちたことがブログに書いてある。
フィナンシャルプランナーの3級を受験予定であることもブログに書いてあるが、合格報告は無かった。
大学編入を目指してTOEIC620点を目標に一生懸命勉強したが到達できなかったことも書いてある。


正直、本名でネット活動をしている就活生がこのレベルの資格試験に落ちたことををネットに公開してはいけないと思う。
適正が無く入社後の伸びしろが少ない人だとか認識される可能性が高いし、情報のフィルタリング能力も疑われかねない。
その情報を伝えることが一般的に有利になるか不利になるかが判断できないと思われたら、営業や広報といった外と関わりがある職種の採用もきつくなる。

本名でネット活動をする人の場合、何を書くかよりも、何を書かないかが大切になる場面は絶対にあって、就活はまさにその場面だと僕は考えている。
読者もそれなりにいるブログで交流がある社会人も居たのに、就活が本格化するまえにその事を伝える人がいなかったんだなぁと思うとちょっと寂しい気持ちになった。

hatena.fut573.com

ランサーズ等で受注専用で利益が出るビジネスモデル

  1. ある種の助成金を組み合わせると、特定条件下において「人を最低賃金で雇い、一円も利益が出なくてもトントンかギリギリ黒字」になる。
  2. その条件は業務内容がブログ記事の作成でもクリアすることが可能。ただし会社設立前からそこを想定して組織を作る必要はあり。

要するにこの分野では助成金ビジネスが成立する余地が残っていて、実際にやっている会社がいくつか存在する。
もちろんそういう法人も商売をするなら利益率が良いビジネスのほうが良いので、専業でやらせるケースはあまり聞かないが、スキマ時間等で小銭稼ぎにちょこちょこやらしているケースはちらほら聞く。

低コストの新人研修として使っているとこもある。
例えば、パソコンが不慣れな新人アルバイトの人にタイピングの練習兼ねて記事の作成をやらせたり
ビジネスとしてのメールのやり取りを練習するために、新人研修を兼ねて発注側受注側ともに何件かやらせたりしている。
そういう所に話を聞くと、一件100円か200円で、新人の対人系の研修ができるのは大変美味しいという答えが帰ってくる。

なんていうか、こういう人たちと価格競争をしているフリーランスの人は地獄だなと思う。
彼らは1記事100円の依頼を、最低賃金のアルバイト、もしくは正社員の新卒程度の丁寧さを持ってこなしているので競合してしまうとしんどいのではないか?

「全てのオタク」が参議院議員山田太郎氏を応援しなくてはいけないただ一つの理由

blogs.yahoo.co.jp

過去の有名な表現規制問題について、ざっと調べていき、上がってきた人名ををチェックしていくだけで、その時に味方をしてくれた議員さんが何人も出馬予定であることが分かる。
例えばネット上で話題になった「東京都青少年の健全な育成に関する条例」通称都条例問題。
この時に反対運動に参加した参議院議員さんはwikipediaに乗っているだけで5人いて、その中には今回選挙区や全国比例で出馬する予定の人が複数いる。

東京都青少年の健全な育成に関する条例 - Wikipedia

選挙で極振りをするということは、こういう人達が表現規制問題に関わった事のリターンがゼロになるということである。

それはあまりに不義理なことだと思う。

そんなことをやっていては、味方が「一人」になってしまう。

自分たちの意見を代表する人をメインで「応援」することは大切だと思うが、それ以外の人の活動を無視する形になっては後が続かないのではないだろうか。