情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

テレビ取材ドタキャンでフルーツサンド1000個……で思い出したこと

news.yahoo.co.jp

この記事を読んで色々思い出したので久々に記事を書いてみる。

テレビ番組への対応って番組放送中だけでは終わらず、番組を見てお店に来てくれるはずのお客さんへの対応もセットで考える必要がある。
(お客の立場からすれば、番組で取り上げられた商品が目当てで遠くから来てみたのに、品切れで買えなかったとなれば嫌な気持ちになると想像できると思う)

当然当日から一週間分くらいは商品をいつもより多めに用意するし、そのための仕入れや製作、販売スタッフのシフト調整もかける。
チラシやHPなどの販促系の準備もしたくなる。
そういう対策をしないと、混雑や売り切れにより顧客体験が最悪なものとなり、新規のお客さんは定着せず、常連のお客さんが離れてしまい、結局中長期では経営にマイナスの影響が出てしまう。
お店としては気を回すところが多く、準備もあれこれ必要となり、かなり負担がかかってくる。
取材がキャンセルとなり、想定した来客が発生しないと動いた人や物が無駄になりかなり困ったことになる。

SNS上の反応を見るに記事中のフルーツサンド1000個を取材中の見せディスプレイと解釈している人もいるけど、おそらく翌日以降来てくれるはずだったお客さんのために用意したものなんだろうなと思う。

(本当は地域の小さいお店のHPを短期集中するアクセスをさばけるように緊急負荷対策した話とかも書きたかったけどマニアックすぎると思ったので省略する)