情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

チルド氏の会社における不遇はここにあるのでは?と個人的に思っている。

cild.hatenablog.com

上記記事によると、職場における正社員の給料はパートさんの1.5倍とのことで計算しやすいようにパートさん(時給1000円)、正社員(時給1500円)で考える。

パートさんが二時間残業して仕事を終わらせた場合のコスト

時給1000円 × 残業手当25% x 2時間= 2500円

正社員のチルド氏が手伝って残業一時間で仕事を終わらせた場合のコスト

時給1000円 × 残業手当25% x 1時間= 1250円
時給1500円 x 残業手当25% x 1時間= 1875円
3125円

計算上は正社員が残業して手伝った場合の方がコストが増え会社の利益が落ちている。
つまり、チルド氏が頑張って手伝えば手伝うほど会社の利益が落ちて、上層部からの評価が落ち、
相対的に残業をせずにさっさと家に帰った「駄目正社員」氏の方がを高く評価される可能性がある。

(これは当てずっぽうではなく、氏が職場から残業を禁じられたことを書いた以下の記事から推測したことでもある)
【速報】年収60万ダウンのチルドさんワープアの古巣へ帰還 - 散るろぐ


チルド氏のブログはたまにはてブで流れてくるのでちらちら読んでいるのだが、この辺のコスト感覚に基づく評価ギャップで苦しんでいるなと思うことがある。

例えば 給料上がらないマンの見た増田さんの給料アップ術 - 散るろぐ
において、地味な仕事をコツコツやっていた自分よりも、ルーチンワークを他の人に押し付けていた先輩?の方が給料を倍貰っていたことについて言及していたことが典型例である。

社内の給料ランキングがある段階に達した時点で、地味な仕事、ルーチンワークは自動化するか自分よりも給料が下な人に任せない限り、生産性の限界が来て行き詰まる訳だけど、そこに苦しんでいるのが氏なんだなと見ている。