情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

40社受けて内定ゼロなのは本名ブログで余計なことを書いているからでは?

www.iwata09.com


このブログを昨日数時間かけて読んだ。
( 本名でネット活動をしていてfacebookにブログへのリンクがある以上、応募先の企業の方も読んだと思う )

この方のプロフィールには以下の様な記述があった。

今の内から就活の面接で何かネタになることを言える様にしたいと思ってこのブログを始めました。

面接で「あなたは学生時代、何を努力しましたか?」と聞かれた時に他人と違った答えを言える様に引き出しを増やしておきたい。

その答えの1つとして「SEOを意識して記事を書き、ブログでお金を稼いでいました」なんて言えれば僕の志望するIT業界では面接官もきっと興味を持ってくれるはず。

元々就活のために始めたブログのようだけど、多分このブログ就活の足を引っ張ってると思う。
なぜかというと、他者評価的にマイナスになることをあちこちに堂々と書いているからだ。

例えばこの方はIT企業に就職希望らしいのだけど、ITパスポートの試験に落ちたことがブログに書いてある。
経済学部らしいのだけど、簿記の2級に落ちたことがブログに書いてある。
フィナンシャルプランナーの3級を受験予定であることもブログに書いてあるが、合格報告は無かった。
大学編入を目指してTOEIC620点を目標に一生懸命勉強したが到達できなかったことも書いてある。


正直、本名でネット活動をしている就活生がこのレベルの資格試験に落ちたことををネットに公開してはいけないと思う。
適正が無く入社後の伸びしろが少ない人だとか認識される可能性が高いし、情報のフィルタリング能力も疑われかねない。
その情報を伝えることが一般的に有利になるか不利になるかが判断できないと思われたら、営業や広報といった外と関わりがある職種の採用もきつくなる。

本名でネット活動をする人の場合、何を書くかよりも、何を書かないかが大切になる場面は絶対にあって、就活はまさにその場面だと僕は考えている。
読者もそれなりにいるブログで交流がある社会人も居たのに、就活が本格化するまえにその事を伝える人がいなかったんだなぁと思うとちょっと寂しい気持ちになった。

hatena.fut573.com