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個人・家庭のための新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)対策チェックリスト

新型インフルエンザについて調べるために図書館、amazon、近所の書店などを利用して関連本を集めて斜め読み中。
その中で基礎的な知識がコンパクトにまとまっている本があったので紹介しておく。
以下は巻末チェックリスト。
これだけの内容がたったの60ページで分かりやすく説明されている。

  1. 家族みんなが、新型インフルエンザの感染機械や感染予防方法を理解しておくこと
    1. 飛沫感染と接触感染について理解していること
    2. 手洗いを正確な方法で行える
    3. 咳エチケットの習慣づけができている
    4. 外出自粛の必要性を理解している
    5. 咳をしている人から最低でも1メートル以上離れることを知っている
  2. 食料と日用品は2週間以上備蓄すること
    1. マスク(1人1日1枚が目安)
    2. 使い捨て手袋(防水性のもの)
    3. ビニール袋(ごみ処理、看病時に使用)
    4. 消毒薬(塩素系とアルコール系)
    5. ゴーグル(花粉症対策眼鏡も可)
    6. 非常食(約二週間分)
      1. 乾麺
      2. 缶詰
      3. レトルト食品
      4. 冷凍食品
      5. その他(チョコレート、コーヒーなどの嗜好品を適宣)
      6. ペットのいる家庭はペットフード
      7. 飲料水(万一の断水に備えて2日分程度用意,1人一日2リットル程度が目安)
    7. 日用品
      1. トイレットペーパー
      2. キッチン用ラップ
      3. 石鹸・洗剤
      4. 生理用品
      5. ティッシュペーパー
      6. 使い捨てペーパータオル
      7. 紙おむつ
      8. その他(カセットコンロ・懐中電灯・携帯ラジオ・乾電池などの防災用品)
  3. 慢性疾患(持病)の薬を確認しておくこと
    1. 流行期間中の持病約の処方について、事前に担当医師に相談し確認しておきましょう
  4. 常備薬、看護用品を確保しておくこと
    1. 解熱鎮痛剤
    2. 胃腸薬
    3. 風邪薬
    4. スポーツ飲料
    5. ビタミン剤
    6. その他(水枕、保冷用品などの看護用品、使用済みティッシュを捨てるふた付きゴミ箱)
  5. 新型インフルエンザに罹った時の連絡先を把握しておくこと
    1. インフルエンザの症状
      1. 38度以上の高温の発熱、咳くしゃみの呼吸器症状、全身の関節痛、筋肉痛
      2. *高熱と全身症状が出たら、インフルエンザを疑ってください。
      3. *ただし、これは、一般的なインフルエンザの症状です。実際の新型インフルエンザの症状は今のところわかっていませんので、流行に際しては症状に関する情報に注意してください。
      4. 地元保険所(発熱相談センター)の連絡先
        1. _____保険所
        2. 所在地
        3. 電話番号
        4. *実際に発熱等の発症者が出たら、かかりつけの医院には直行せず、必ず発熱相談センターに電話で相談してください。
        5. *原則、発熱相談センターは保健所に設置されますが、自治体によっては保健所以外の地域保険センターなどに発熱相談センターが設置される場合もあるので、地域自治体の情報を確認してください。
  6. 自宅で看護する事態になったときの環境対策を理解しておくこと
    1. 省略
  7. 流行時には、感染予防のために、行政や地域に協力すること
    1. 省略
  8. 情報の管理
    1. 家族の情報を整理しておく(氏名、血液型、アレルギー、現在服用している薬など)
    2. 実家、兄弟、親戚、友人などの連絡先を確保しておく*1
    3. 勤務先および、勤務先の「非常事態時の担当」の連絡先を確認しておく
    4. 学校保育園等の通所施設の連絡先および、学校等の非常事態時の担当の連絡先を確認しておく
    5. 新型インフルエンザの情報の入手先を把握しておく

待ったなし!新型インフルエンザ―いまできること・知っておくこと
伊東 利和
都政新報社
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著者は保健所の人。
知らない事が結構あった。
正しい知識があると対処しやすいから、一度位読んでおいても損は無い。
インフルエンザになった時には専用の受付に行くというのはとても大事。
病院には体調が悪い人が多いので感染被害を防ぐために大事。

*1:今なら子供の携帯電話に登録しておくのがいいかも