情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

これはまぁ仕方ないかな

サムゲタンというのがどういう食べ物かをざっくりと説明すると、鶏をまるごと買ってきて内蔵を取り出し、その穴に(もち)米や朝鮮人参等を入れて、弱火でコトコトと何時間も煮込んだ料理である。
(ご飯入れ無い派もあるが、作中では明らかに米が含まれているので今回はスルーする)
長時間煮込んだ鶏肉は、自然に骨と分かれるくらい柔らかくなる。
朝鮮半島の料理であるが唐辛子は入っていないことが多い。基本の味付けは塩ベース。
崩して小皿によそってしまえば、ぱっと見では鶏雑炊でしかない。
薬膳料理としても知られていて、食べる人の症状に合わせて入れる具や薬味、生薬等を調整することで、病人食にもなりうる。

しかしなぜか昨日の記事の反応を見ていると、ジャパニーズおかゆなら体に良くて、韓国風鶏雑炊なら危険な食べ物だと主張する人がいっぱいいて、何故そんな発想になるのか大変疑問だったのだが、以下の書き込みを見てその謎が氷解した。


GEGE 緋沼昇一郎玄櫻 サムゲタンって『鉄鍋のジャン』に出てたけど、病人に食わせるもんじゃないだろうとだけは思ったw ……まぁ『お粥』への信仰って昔は相当なもんだったが、今はそんなでもないのかもなぁ。


サムゲタンって『鉄鍋のジャン』に出てたけど、病人に食わせるもんじゃないだろ... - 緋沼昇一郎玄櫻 - 緋沼昇一郎玄櫻 - はてなハイク

そうか……鉄鍋のジャンにでていたのか……それじゃ体に悪い食べ物だと思われていてもしょうがないな……

追記

朝鮮人参等については、買い出し先が深夜のコンビニであったことから、普通に考えたら品揃え的に入手できないだろうと考え、出来上がったものは実質鶏雑炊だと僕は解釈しているんですが、もし普通においてあるようなら、こっちの認識ミスなのでこのエントリーの主張は撤回します。