情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

彼らはSNSの「ファン」なのであって「あなたのブログ」のファンではない

ブログをやっているとたまに、記事がソーシャルメディア上で大拡散されることがあります。
アクセスカウンターには普段は到底お目に書かれないような数字が記録され、Twitterのメンション欄が反応で埋まります。

このブログに急に人がやってくる状態というのは一見成功への第一歩のように見えるかもしれません。しかし実は破滅への第一歩として機能していることが結構多いなぁと僕は感じています。
なんていうか読者が急激に増えたことが一種の位打ちとして機能してしまい、ブログを安定して続けるためのバランスを崩すんですよ。

個人的には炎上状態に記録したアクセス数を自分の「実力」だと勘違いしてしまうとろくな事にはならないと思っています。
「今読みに来ている人は別に自分のファンなわけではない。普段使っているSNSにたまたま自分の記事が流れてきたから暇つぶしにやってきただけにすぎない。」
と心に言い聞かせて、地道にコツコツやっていくなり、該当のソーシャルメディアを徹底的に研究して攻略していくなりした方が心穏やかにブログを続けられるかと。


あと、某人に私信的な一言。なんていうか「普段おもちゃにしている人を高転びさせるためにニセの成功体験を味あわせよう」的な発想はさすがにたちが悪いのでやめたほうがいいと思います。