情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

◯◯を勉強しているの?じゃあ好きな◯◯ってなに?の罠

この手の質問の何が困るのかというと、質問者は実は歴史にはあまり興味がない場合が多く、真面目に答えるとドン引きされる可能性が高いことだ。
会話相手が本当にその話題に興味が有るのか、それともあなたと会話することが目的でコミュニケーションの手段としてあなたが食いついてきそうなネタを振って来たのか、その見極めを間違えると、周囲に残念な人だと思われてしまう。
相手が言葉のキャッチボールを求めている場合、「自分が一番好きな人物」ではなく「相手が良く知ってそうな人物」を話題にしないとよろしくない。
話が膨らまず、一方通行になってしまうからだ。
好きな歴史上の人物はジャービル・イブン=ハイヤーンだなどと答えてはいけないのである。
以上のことを10年前の自分が気がついていたら、友人の数は今の何倍になっていたのだろうか?
そんなことを思った。