情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

例の件:非モテタイムズとはてなブックマーク

例の件以降非モテタイムズのはてブ数が伸び悩んでいる件について


問題の人が解任されたのがいつだったかなとググってみたところ,2011/03/06 付で解任されているようなので,編集者が変わった途端まったく流行らなくなった事が推測できます.ここの Web サイトで書かれている内容は,自分の興味範囲からかなり外れていることもあって自分自身ではどの程度(ユーザを集めると言う意味での)質が下がっているのかは判断が付かないのですが,多くの人にとって魅力のないコンテンツになってしまったのは事実のようです.


非モテタイムズがおもしろい - Life like a clown

という分析がありましたが、非モテタイムズにブクマが付かなくなった原因は編集長交代によりコンテンツの魅力が落ちたから、ではないと思います。
以下は非モテタイムズの各記事が何ブクマ獲得したかをグラフ化したものです。

日時は記事投稿時間ではなく、はてブ合わせ。
これを見る限り、非モテタイムズにブクマが付かなくなったのは3月6日ではなく3月4日です。
新着エントリー常連(ただしホッテントリーには滅多に入らない)非モテタイムズが、この日を境に新着エントリー入りしなくなりました。

ボイコット運動の成果なのか?

非モテタイムズにブクマが付かなくなったのはボイコット運動の成果であると考えた方もいるみたいですが、僕はそうは思いません。


id:hokusyu氏がmeganeou氏、ksorano氏、egachan氏が関係するあらゆるメディアをボイコットしよう! - 過ぎ去ろうとしない過去を投稿したのは3月5日の夜(実質6日)であり、エントリーが周知されたのは3月6日以降です。
運動が原因であるならば、ブクマ数に顕著な差が出るのは3月6日以降になるはずです。

3userスパムを停止したからか?

はてなブックマークは短期間に3人以上がブクマすることで、新着エントリー入りします。
新着エントリー入りするとはてなのトップページや、RSSを利用した各種webサービスに掲載されます。
適切なタイミングで新着エントリー入りすると、各種効果合わせて大体1000アクセス位は出ますから、媒体の規模によっては狙う価値があるわけです。
これを狙って、仲間内で「せーの」とタイミングを合わせてブクマするのが3userスパムです。


今までのブクマは3userスパムによるもので、3月4日以降、これを停止したためブクマが付かなくなった、というのは理屈としては成り立ちます。


ただし、つじつまが合うことと、それが実際に行われていたかは別問題です。
3userスパムが行われていたと主張する側は、証拠を提示しないとめんどくさい事になります。