情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

ひとり親世帯の貧困というが、実質的には「独りで子供を育てる家庭」の貧困だよね。

某所でちょっと話題になったのでグラフを上げておこう。

『貧困研究vol3』「ひとり親家族からみた貧困」よりグラフ作成。
単位は%。


父子家庭における貧困について、祖父母が擬似母親役をつとめている場合とそうでない場合で明確に差が出ている。


日本の社会制度は「サラリーマン+母親+子供」という家族に最適化され過ぎていて、そこからはみ出た場合死亡フラグ的になる。
父子家庭の場合は、子供の面倒を見る人がいないため、フルタイムの仕事を続けられなくなるとかそういう感じ。
あと、仕事が終わった後に保育園にお迎えに行くとなると、子供の夕ごはんを作る時間が無いため、外食に依存しやすくなる。
その点も経済的ダメージがある。


誰も助けてくれず、独りで子供を育てるとなると、非常に厳しいという話だ。