情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

うーん。元エントリーに誤読の余地があるような


…さて、ところで、元エントリのどこに、その部下に私が注意をしていない、って書いてありましたか?そのエントリの感想欄にも、同じような記述がたくさんありましたね。まずその部下に言えと。


書いてないことはやってない、って発想とブラック労働 - 常夏島日記

これに関しては、もし注意していたというならば元エントリーに誤読の余地があるなぁと。これは時制が分かりにくい。
具体的にはここの表現が誤解を生みやすい。

ということに、私の部下は気づいていないわけですね。


お前が言うなよ、ってお話 - 常夏島日記

この部分、現在形だとブログ執筆時点でも未だに気がついていないままである、と解釈されうる。
元になったエピソードからブログ執筆時点までに部下の考えに変化があった場合

ということに、私の部下は気づいていなかったわけですね。

と過去形で表現する方が分かりやすいかなと。
つまり

このエピソードの後、部下に対して注意をした場合

指摘しても理解されなかった場合

一度指摘しているのだから「気がついてない」わけではないわけではなくわかっていないだけなので「部下は理解しなかった」という表現が適切な気がする。

指摘して現在は理解されている場合

現在では理解しているのだから「部下は気づいていなかった」かな。

注意をしなかった場合

指摘しなかったけど今では理解している場合

これも現在では理解しているのだから「部下は気づいていなかった」かな。

指摘しなかった、そして今でも理解していない場合

この場合の表現が "私の部下は気づいていない"となる

したがって

この表現は場合分けの結果"その部下に私が注意をしていない"と読まれる余地はあると僕は思うのだ。
多分こういうこと気にしながら文章を読む人は一定数いて、そういう読み方をする人はこの人は部下に注意しなかったのだと解釈してしまうだろう。