情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

「橋下・維新の会」で幸福の科学系が広告出していたのでメモ

しんぶん赤旗が、150円で維新の会の検証パンフレットを発行したと聞いた。


「しんぶん赤旗」日刊紙の特集記事をもとに、その後の事態の進展を踏まえて加筆した、パンフレット『橋下・「維新の会」の虚像と実像』(写真)が発行されました。日本共産党中央委員会出版局発行。定価は150円。


 パンフレットは、「維新の会」が策定中の衆院選向け公約「維新八策」と、大阪での橋下政治の実態から見えてくるものを解明しています。原発問題でのコラムも加えました。


パンフできました/『橋下・「維新の会」の虚像と実像』


このお値段なら購入してもいいかなと思い、googleショッピング検索で「橋下 維新の会 虚像」と検索したところ幸福の科学系の、ザ・リバティウェブがこのキーワードで広告を出していて、微妙な気持ちになった。
リンク先のページの内容はいつもの守護霊インタビューで、ページの最後に大川隆法の著作を紹介するというテンプレートなもの。

その後キーワードを変えて試してみたのだが「橋下+維新の会」という複合キーワードで出稿しているらしく、「橋下徹」や「維新の会」単独ではこの広告が出てこない。
Googleキーワードツールを使ってキーワード別のクリック単価を調べてみたところ、「橋下+維新の会」というキーワードはほぼ最安値で、「維新の会」の10分の1以下の単価で出稿できるようだ。

相変わらず、ロングテールで美味しいところだけ綺麗に拾ってくるなぁという印象。

ついでだから、守護霊記事で紹介されている著作の評価も見てみようとしてamazonのページを見に行った。

すると、レビューが一件だけ付いていて、そのレビューアーが「幸福の科学関係の本のみを」「全て最高評価★5付けて」レビューする方だったりして微妙な気持ちが更に強まった。


幸福の科学関係の所はかなり前からインターネット広告を有効活用しており、2009年の東京都議会選挙時にいち早くネット広告を導入したことから、色々な意味で注目しているのだが、経済的合理性と独自の宗教的主張が入り交じっていて調べる度に不思議な感覚におちいる。