自民党のHPからワンクリックで飛べる怪しげなサイトたち - 情報の海の漂流者の続き
理論上は可能。
ただし、名簿の情報管理体制体制としては自民党のHPより数段優れている。
2009年衆議院総選挙の名簿で確認してみる。
候補者ページへのリンクはdbで管理したページを経由する
個々の名簿に候補者のwebサイトへのリンクは貼られていない。
候補者のサイトを確認するためには一度プロフィールページを経由する必要がある。
これが何を意味するかというと、候補者の誰かのドメインが乗っ取られても、各ページのリンクを一つ一つ修正する必要がないということだ。
選挙後一定期間で落選候補はプロフィール検索できなくなる
これは確定情報ではないのだが。
で、落選候補の名前をいくつか検索してみたが、HITしない。
恐らく、選挙終了後一定期間で落選候補の情報が非公開になるシステムになっているのだろう。
つまり、古い候補者がドメインを破棄して、党ホームページが怪しいサイトへのゲートウェイになる、ということへの対策はある程度なされている。
党としての情報管理体制では、自民党より相当いい感じになっている。
落選者のウェブサイトが酷い事になっているということでは、民主党も自民党も変わらないが、そこへの導線を管理しているかどうか、という点では大差があるわけだ。