2012年衆議院選挙から、そろそろ一年。落選者の公式サイトは順調にドメイン失効し、アフィリエイターやSEO業者のサテライトサイトに化けつつある。
サテライトサイトとは
Googleは検索順位を決める際に「質の高いサイトからリンクしてもらっている数」を考慮する。
これをうまく利用(悪用?)した手法の一つに、サイトを量産して、そのサイト群から本命サイトへ自作自演でリンクりまくるというものがある。
(一時期それで検索順位が跳ね上がるケースが出て、問題視されていた。いまはどの程度効果があるのか不明)
この時、信用度が高い中古ドメインを買い取り、その信用を流用すると、サイトを一から育てる手間が省ける。
だから、適度に被リンクが付いている中古ドメインを狙う人が出てくる。
1.国政選挙の候補者は落選後HPを管理しなくなる事が多く、選挙の一年もたつとドメインを失効してしまうことが珍しくない。
2.候補者のサイトは、政党のHPや友好関係がある政治家のブログなどの「信用度が高いサイト」からリンクされている確率が高い。
なんていうか、被リンク目的のサテライトサイトやアフィリエイトサイトを作成したい人たちにとって使い勝手が良いのだ。
だから選挙後一年を過ぎると、候補者のサイトは残念な転生を遂げてしまう。