情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

『オタクinUSA 愛と誤解のアニメ輸入史』を読む

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
今更ながら、オタク・イン・USAを読んだ。
とえらい面白い本だった。
日本のオタク文化がアメリカナイズされていく様子が面白かった。

日本より厳しい表現規制が原因でフィニッシュのアイスラッガーのシーンがほとんどカットされたウルトラセブン。
(個人的にはアイスラッガーがないセヴンなんて見る意味あるんだろうか?などと思うのだが)
ガッチャマンは"宇宙を旅する宇宙戦士の物語に"姿を変え
ヤマトのデスラー総統はオカマ言葉で吹き替えられる。
これ、日本の原作原理主義者が読んだらクリエイターに脅迫状が届くどころじゃすまないのではないか?
とんでもない編集だなぁなどと思いつつ読んだ。