情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

昆虫食古今東西

『昆虫食古今東西』を読んでいる。
怖いもの見たさ半分、機会があれば試してみようという気が半分で、手にとった本だ。
世界各地の昆虫食の歴史や採取法、レシピを詳細に記してあり、なかなか面白い。

昆虫食古今東西
昆虫食古今東西
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三橋 淳
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ユタ州北部で、大塩水湖のソルトレーク西側にある4600年前のレークサイド洞窟では、塵の体積の中に50万匹をこすバッタが含まれているのが見つかっている。
p16

というような話を知ると、当時の人々はどのような道具を使って昆虫を採取し、どんな方法で保存し、食べたのだろうかと、興味が尽きない。


レシピは「材料さえ入手できれば」すぐさま調理可能なほど詳細で、自文化に含まない食料への偏見は良くないとは思いつつも、少々気味が悪くなるほどだった。